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この世に神も仏もなし

世阿弥 2019年08月11日 一般 SF

高校生佐藤は、中学生の時に巨大ロボットに出会って以来、悪夢にうなされていた。佐藤は、その悪夢の原因が、異邦人と呼ばれる日本に襲来する異邦人と呼ばれる怪獣にあることを知る。そして、佐藤は、その異邦人の保護や殲滅を仕事にしている高度防衛局と呼ばれる組織で異邦人と戦うための巨大ロボット異邦人対策機のパイロットとして所属することとなる。そして、佐藤は、対異邦人対策機のパイロットを養成する特別な学校に入学することとなる。
全国各地で、自殺や殺人事件が、激増する。原因は、異邦人でその異邦人は、人と人の人生を入れ替える能力を保持しており、その能力を日本中で使い、日本は大混乱となっていた。
その原因となっている光の輪の形をした異邦人Cリングが、現れ佐藤は、同級生の由美と共に、異邦人対策機で出撃する。
Cリングに憑りつかれた由美の機体を佐藤が、攻撃してCリングの撃破に成功する。その後も次々と異邦人が、襲来する。

異邦人は、有志以前、神と人が起こした戦争の際両者が、全滅した時に、人が残したもので、人生の苦しみや悲しみに深い意味などなく全ては、神や仏の幼稚ないたずらにすぎないことを、異邦人は、人を苦しめることにより神や仏の姿を記号化し代行し分かりやすくすることによって神や仏が、いままで人間にやってきた愚行蛮行を人に理解させようとした。
しかし、人間は、神や仏の愚かさに気づけなかった。当初佐藤は、異邦人と戦っていたが、戦いの過程で異邦人の目的を知ることとなる。
そして、未来からやってきた自分に未来では、新興宗教に現世利益を説かれそれを信じてしまったせいで人生を取り返しのつかない状態にされてしまったことを教えられ佐藤は、自らの手で現世利益を唱える。新興宗教の団体を破壊していく。その破壊の過程で、今までうなされていた悪夢が、その破壊行為の予知夢だったことを知る。

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